商社の仕事は会社と会社の間に入って、物事を動かしていくダイナミズムがあります。私の携わってきた商材が使われた製品が、プライベートで訪れた小売店に陳列されているのを見た時、社会と繋がっている仕事をしていると感じ、その瞬間、言いようのない達成感に満たされました。これが商社ならではの仕事の醍醐味ではないでしょうか。
K.H下館支店2017年4月入社 駒沢大学卒
近江商人の三方良しの理念(売り手良し、買い手良し、世間良し)が好きですね。製品を買っていただくお客様はもちろんのこと、製品を仕入れるメーカーも大事なお客様です。昨今の新型コロナに関係した商品ですが、除菌スプレーのボトルに巻いてあるフィルム製作に関わる仕事を担当しました。お客さまの要望をヒアリングして、フィルムメーカーと協力しながら最適な材質や寸法を提案。社会と関わる仕事の一翼を担っていると思ったものです。
入社して間もない頃、私のミスでお客さまの全国にある工場に資材が供給できず、工場の稼働が止まる寸前に追い込まれました。全社をあげてフォローしてもらいその時は難をのがれましたが、私のミスで何百人の人たちに迷惑をかける可能性があることをリアルに直面したことで、よりいっそう責任感が身についたと思います。今では多くの取引先からフカサワという会社名でなく、「K.Hさん」と取引先から名前で直接呼ばれることが多くなり、自分も少しは成長したのではないかと感じております。
私たちの仕事は社会的意義のある仕事です。変化の激しい時代、変わりゆくお客さまのニーズを的確にキャッチして、付加価値をもった提案をしていくためには、固定観念にとらわれない若手の意見が必要不可欠です。皆さんがフカサワを選び、入社される日を社員一同楽しみにしています。
下館支店の構成メンバーは、各年代がバランス良くいます。それこそ私の両親と同じ年の上司が、気さくに接してくれるので、日々楽しく仕事をしています。これもきっと若手社員が萎縮しないような空気を作って、可愛がってくれているのかも。実家の両親とは別に、職場にも別の両親がいる。そんな不思
議な感覚です(笑)。
会社は従業員が働きやすい環境でいられるように、案件管理の業務システムを導入したり、残業をしすぎないようにシステムが強制シャットダウンするなど、日々労働環境改善のアップデートしてくれています。